
バーチャル沖縄旅行「嘉弥真島/カヤマ島編」

小浜島の北に浮かぶ無人島「嘉弥真島/カヤマ島」。真っ平らな島で、ハブなどの天敵もいないことから「ウサギの島」としても知られています。

嘉弥真島への定期便はなく、上陸するにはツアー参加の必要あり。以前は小浜島から渡し船がありましたが、現在は島を所有している石垣島のホテル主催のツアーでしか上陸できないようです。

無人島なので住宅やお店はありませんが、ツアー用に桟橋やビジターセンターが島の南側にあります。ただしライフラインはないので、電気は発電機、水道は雨水貯水でまかなっています。

ツアー客用のビジターセンターはあるものの、2013年の不審火で全焼。現在は再建されているものの、それもあってか島所有のホテル主催のツアーでしか上陸できなくなった次第です。

真っ平らな嘉弥真島で、最大標高は島中央の「19m」。山頂表示はありますが、島内陸からの景色はどこから見ても変わりません。

島巡りをする場合は、海沿いのビーチや岩場を、時計回りに回るのがおすすめ。南にあるビジターセンターから、西表島の島影を望みながら島の西岸へ。

島の西側には砂浜も多く散策には最適。しかし無人島が故に、岩場にはカモメは住み着いており、人が近づくと威嚇で襲ってきます。追いかけられたら逃げるべし!

島の北側には地層が美しい岩場あり。中には洞窟のような場所もありますが、別名「ウミヘビの住処」と言われていますので、遠目で見るだけにしておきましょう。

島の東側は独特な岩場のビーチが多い。中でもビジターセンター近くにある大きな1枚岩の「せんたく板の浜」は必見。

嘉弥真島といえばウサギ。人間も含めて天敵が居ない島なので、自由気ままに島を走り回っています。ツアーに参加すると餌付け体験もできますので、近くでウサギたちを見ることもできることでしょう。