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2020年08月13日

バーチャル富士登山「須走ルート編」〜離島ドットコム

バーチャル富士登山
須走ルート編


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富士登山ルートでは最も聞き慣れない名前の「須走ルート」。でも登山口の5合目は温泉街のように賑やか。さらに登山コースも、他とは違う楽しさ満載!

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スタートの標高は2000m。富士宮より400m、吉田より300mも低く、その分登る標高差も大きい。登山口には神社があるので安全祈願してから登山道へ。

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5合目からの富士登山ルートの中で、唯一森の中を登山できる須走ルート。ありそうでないこの豊かな環境が須走ルートのメリットです。

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森を抜けると、そこには緑の先に富士山が望めるまさに絶景。須走ならではの光景です。さらに須走ルートは登山コースと下山コースが分かれているので登山しやすい。

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須走ルートには山小屋も多いので安心。最初は6合目(新6合目)で既に標高2400m。意外とここまではあっという間です。

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標高2700mの本6合目。富士登山では「本」が付く方が標高が高い場所。次は7合目です。

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7合目までは緑豊かで気持ちよく登山できます。他のルートはどこもガレ場ばかりで景観的にイマイチ。須走ルートは自然豊かな登山を楽しみたい方におすすめ。

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本6合目と7合目の間には「廿六夜月待塔」という石碑があり、たくさんの鈴が祀られています。でも登山自体はまだまだ序の口。自分の鈴は持ったまま登りましょう。

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7合目「太陽館」。標高2960mです。3000m突破まであと少し。ちなみにこの7合目は登山道と下山道の接点。間違えて下山道から登らないように注意しましょう。

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7合目を過ぎるといよいよ富士山らしい登山コースになります。ここまで標高差1000m突破。残り標高差700mです。

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標高3200mの本7合目「見晴館」は、まさに見晴らし抜群。須走ルートは富士山の東側にあるので、御殿場市街や湘南方面が望めます。

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吉田や富士宮に比べると標高差が大きいので、高山病になりやすい須走ルート。適宜休憩を取りつつ頂上を目指しましょう。

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8合目まであと少し。でも8合目以降は雰囲気が一変。その理由は?

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実はこの須走ルート、8合目から上は吉田ルートと合流。一番人気の吉田ルートと合流するので、一気に登山者増加。週末などはここから山頂まで大渋滞も。

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案内板も「赤い須走ルート」と「黄色い吉田ルート」の両方が記されています。この色の違いは下山時は特に重要。「須走は赤」と頭にたたき込んでおきましょう。

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吉田ルートでお馴染みの御来光館。8合5勺の標高3450m地点です。頂上まであと1.5合(標高差260m)。

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吉田ルートと合流する須走ルートですが、逆に人が居て安心感も。須走ルート自体は登山道と下山道が分かれていることもあり人が少なめなので少し寂しかったです。

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標高3600mの9合目。頂上まで標高差あと110mです。ガレ場が多くなるので、岩を落とさないように注意して山頂を目指しましょう。

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吉田ルートと合流することもあり、山頂に近づけば近づくほど登山道の人口密度アップ。焦らず急がず一歩一歩進みましょう。

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狛犬が1対いる鳥居が山頂。吉田ルートも同じ山頂なので、須走ルートの山頂という感覚はあまりないかも。

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標高3710mの須走ルート山頂。富士山頂上浅間大社奥宮がお迎えしてくれます。須走ルートだと標高差1710m。コースが豊かなので、意外とあっさり登頂できるかも?

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須走ルート頂上は一番人気の吉田ルートと同じなので、山頂の山小屋は充実。下山道も吉田と同じで登山道とは別になります。

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登山道と別のコースで下山できるので、須走ルートの下山も楽々。吉田ルート下山客も一緒なので人は多め。しかしその人の流れに乗ってはダメ!

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吉田ルートと須走ルートの分岐案内。間違えたら違う県に下山しちゃいます(吉田は山梨県・須走は静岡県)。人の流れに乗らずに赤い看板だけを頼りに下山しましょう。

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須走は赤色。吉田は黄色。しつこいようですが、須走ルート下山は吉田の流れに乗ってしまいがちなので、特に8合目では細心の注意を(7合目まで行ったら手遅れ)。

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無事に須走ルートで下山できたら、待っているのは須走下山の最大のお楽しみ「砂走り」。通常の何倍ものスピードで下山できます。踏み込んだときの砂の感触が快感w

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砂走りは砂埃がすごいのでマスクやネックゲーターは必須。もちろん足下も登山スパッツ必須です。須走ルートなので徐々に緑が増えてくるのも嬉しいところ。

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砂走りが終わると突然森になります。でもこのあと、また砂走りになります。

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前半ほどの砂走りはできませんが、それでも砂が柔らかくて快適に下山できます。須走ルートはこの下山が特に楽しい富士登山コースです。

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砂払5合目の売店「吉野屋」で小休止。徐々に緑豊かな登山道になってきます。

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砂払5合目から先は人も多くなります。5合目から登山せずにハイキングするだけの人も多いです。

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須走登山最初の森。ここでも登山ルートと下山ルートが分かれていますので、案内に注意して下山しましょう。

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そしてスタートの神社到着。階段を降りれば麓の山小屋街に到着です。とにもかくにも須走ルートは「下山」がポイント。「砂走り」を楽しめるのはもちろんのこと、吉田ルートとの分岐が重要。間違えたらえらいことになります(再度8合目までの登山必要)。下山時は赤い看板を常に注意し、無事に静岡県側に下山しましょう。絶対に黄色い看板方面に行っちゃダメですよ。

(2020年は富士登山全ルート登山禁止)



<GPSマップ(衛星画像提供元:GoogleEarth)>



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posted by 離島こむ at 10:56 | 6.富士山/首都圏/本土エリア

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