
バーチャル沖縄旅行「大神島編」

宮古島の北東沖。池間大橋の東に浮かぶ「大神島」。人口わずか20人前後の小さな離島です。

大神島へは宮古島の島尻港から船で気軽に渡れます。1日4〜5往復運行しており、島尻港には駐車場もあるので、気軽に日帰りできます。

島南端の大神港に船は発着。ターミナルこそ無いものの、待合所的な施設はあります。また入島料を任意で徴収していますが、島の維持管理のためにも必ず払いましょう。

神聖な場所が多い島なので、道路は島の半分しか整備されていません。港から西側の道を進むと、最初にあるのが砂の岬「パマサス」。島で数少ない砂浜です。

さらに西側の道を進むと、水面近くだけ削られたノッチ岩が出現。折れそうで折れない岩が印象的。西側の道路はノッチ岩群で行き止まりなので岩を見たら折り返しましょう。

ノッチ岩とパマサスの間に、島の内陸へ行くことができる横断路入口あり。集落経由で島の反対側まで行くことができます。

唯一の集落は島中央の高台。人口約20人ですが、ほとんどが高齢者。人気が無い代わりに野良猫が多いです。でも餌は絶対にあげてはダメです(糞尿被害で迷惑)。

集落の中心部分にあるちょっと怖い古井戸。その先にあるのが島随一の観光スポット「遠見台」入口。大神島へ渡ったら必ず行きたい場所です。

遠見台頂上には展望台あり。そこからの景色はまさに360度のパノラマ風景。特に宮古島側の景色は、池間大橋も望めて絶景です。

遠見台を下りて集落へ戻り、横断路をさらに東へ進むと、島東岸にある「多目的広場」へ。護岸整備された公園ですがシュノーケリングも楽しめます。大神港までも徒歩3分。

実は集落と多目的広場の間には、謎の「フナイパーの浜」あり。しかしそこまでの道のりは超悪路で、現在は浜までたどり着くのは困難かも。

島北東岸にあるフナイパーの浜。漂流物が多い浜ですが、ノッチ岩がすぐ近くで見ることができます。しかし行きはよいよい帰りは怖い。帰りは登山です。

島唯一の民宿兼食堂「おぷゆう食堂」。港のすぐ近くにあるので、帰りの船待ちには最適。「カーキダコ丼」がおすすめ。泊まれば宮古島では味わえない静けさを体験。

実は大神島で最も綺麗な海を望めるのは大神港。その防波堤からパマサス側を見ると、透明度抜群の綺麗な海が望めます。もちろん帰りの船待ちの際に散策がてらに行くことができます。大神島は小さな島なので、移動は徒歩のみでOK。「港→ノッチ岩→遠見台→多目的広場→港」という順で回るのがおすすめです(移動だけなら約30分)。