バーチャル沖縄旅行「外地島編」
歩いて行ける慶良間の島の中で唯一“居住者ゼロ”の「外地島」。島へは阿嘉島から2本の橋を越えて行くことができます。阿嘉港から約2.4km・徒歩30分程度の距離です。
外地島は「フカジシマ」と読み、島には“ある施設”しかなく、道路もそこまで至る1本のみ。
居住者がいない島ですが、国の天然記念物「ケラマジカ」は沢山生息。遭遇できる確率は主たる生息地の慶留間島以上。
“ある施設”とは、慶良間諸島唯一の空港「慶良間空港」。ただし定期便はなくチャーター便のみ。ここで飛行機を見れたら超ラッキーです(ほぼ不可能)。
慶良間空港の前に、島唯一の観光スポットへの入口があります。空港ターミナル向かいの鉄柵の扉を開けると、高台へ登ることができます。
島唯一の観光スポットは「外地島展望台」。案内も何も無いので、まさに超穴場です。ケラマジカとの遭遇率もさらに高い。
外地島展望台からはケラマ空港が一望。ただし定期便がないので、飛行機などの発着シーンを望むのは無理です。
展望台の西には大きな無人島「久場島」が望めます。さらに夕日も楽しめる展望台ですが、ここまで夕時に来る人はまず居ないかと…
北側には慶留間集落が望めます。さらにその先に見えるのは座間味島。阿嘉島は慶留間島の影に隠れて、ほとんど望めません。
慶留間島と繋がる「慶留間橋」を渡る前にちょっと寄り道。橋入口前に、唯一の脇道があり、そこを下ると素朴な桟橋あります。
半分崩壊している桟橋ですが、そこからは慶留間橋を一望できるのはもちろんのこと、慶留間島との海峡の綺麗すぎる海を楽しめます。橋の上から見える、あの宝石のように輝く海を間近で望める場所。ただし海峡なので流れが速く、泳ぐことはできません。見るだけですが、滅多に人が来ない場所だけに、贅沢気分を味わえます。