バーチャル沖縄旅行「久米奥武島編」
久米島東端にある「奥武島」。久米島とは“新奥武橋”でつながり、気軽に往来できる島です。人口わずか30人前後。島には民宿やレストランもあります。
今は橋でつながる奥武島も、昔は竹馬で久米島と往来したという話。その橋の上から見える景色は、まさにその事実を納得させるものでした。
久米島と奥武島の間には、潮の干満によって広大な砂の岬が出現。確かに竹馬があれば砂地以外の部分は渡れそうです。
砂の岬は潮の干満によって大きさも形も変わるので、新奥武橋は何度渡っても楽しい。しかも奥武島側からなら、砂の岬まで歩いて行けます。
潮が大きく引けば、砂だけの島にも上陸可能。まさに自分専用の無人島状態。でも潮が満ちると海に沈む島なので要注意。
奥武島は沖縄に同名の島が何個もあり、ここではわかりやすくするため「久米奥武島」と呼んでいます。その久米奥武島の観光名所といえば、島南岸の「畳石」。
畳石はまるで亀の甲羅のような岩肌が特徴的。潮が引けば岩の上に立つこともできます。ガメラ(巨大亀)の背中に乗った気分を味わえるかも。
畳石の陸側には島最大の施設「バーデハウス久米島」。久米島の海洋深層水を活用した温浴施設です。
バーデハウスには水着着用のバーデゾーンと、お風呂感覚で利用できるスパゾーンがあります。バーデゾーンにはオーシャンビューのジャグジー露天風呂あり。水着必須です。
久米奥武島には橋から繋がる大きな道の他に、もう1本内陸に道あり。ただしその道沿いには建物が一切無く、あるのは風車のみ。この道はどこへ行くのでしょうか?
内陸の道を進むと海に出ます。その海の先にはあるのは謎の「オーハ島」。基本は船で渡りますが、潮が引いている時間なら歩いて渡れる定住者がいない島です。
さらに久米奥武島には、海から海に渡る謎の「シールガチ橋」があります。誰が何のために使うか?満潮時はまさに謎の橋です。
干潮時になればシールガチ橋の謎が解けます。それは干潮時の磯から磯に渡るためのもの。船のための水路を越えるためのものでした。もちろんシールガチ橋でも久米島から奥武島へ渡ることもできます。小さな小さな久米奥武島ですが、他にはない面白スポットが満載です。