バーチャル沖縄旅行「海中道路編」
「海中道路」って響きがいいですよね。海の中を駆け抜ける道。しかし実際は「海中道路=海を埋め立てて造った道」。本当の意味を知るとちょっと切ない。
海中道路自体は沖縄には何ヶ所かあるが、観光スポットとして認知されているのはうるま市東岸の「海中道路」のみ。ドライブで人気なのはもちろんのこと、絶景でも人気。
ドライブで人気の海中道路も、車からの景色はイマイチ。しかし海中道路を一望できる場所があり、車を降りてそこまで行けば、海中道路の端から端まで望めます。
海中道路を一望できる場所とは、道路を横断できる唯一の場所でもある「歩道橋」。下り線の駐車場と上り線の駐車場を往来できるもの。道路の上から景色を楽しめます。
海中道路には人工の島が設けられ、道の駅的な「海の駅あやはし館」あり。、お土産屋とレストランで構成。売っているものは他でも手に入るものが多く、施設はイマイチ。
海の駅は施設よりその先の海沿いテラスがおすすめ。潮風を感じながらのんびりできます。レストランもこの景色を望めますが、断然外の方が心地いい。
海の駅周辺は公園的にもなっていて散策も楽しい。海に突き出す防波堤は特にいい感じ。海の上に立っているかのような感覚を味わえます。
さらに毎年4月には、この海中道路を走ることができる!「あやはし海中ロードレース」なるハーフマラソン大会開催。普段はできない道路のど真ん中を走れます。
マラソン大会がなくても、海中道路には広い歩道があり、ジョギングの聖地。多くの人がジョギングを楽しんでいます。海の駅の駐車場に車を停めて、いざ海中ジョギング!
そもそも海中道路は、沖縄本島から平安座島/浜比嘉島/宮城島/伊計島へ行くためのもの。でも海中道路の先はお目当ての場所が無い限り、あまり楽しめないかも。おすすめは海の駅まで行き、歩道橋から景色を楽しみ、折り返して沖縄本島へ戻ること。1ヶ所だけ下り線から上り線へ戻ることができる場所があるので、そこで折り返しましょう!(Uターンは禁止・一度駐車場に入ってから折り返しましょう)