バーチャル沖縄旅行「平安座島編」
海中道路を渡り、最初に上陸できる島が「平安座島」。またこの島は新たな2つの島(浜比嘉島/宮城島)とも繋がっており、まさに海中道路周辺離島の「起点」となる島です。
平安座島自体は、大部分が石油備蓄基地。集落は海中道路近くの一部のみ。そもそも海中道路は、平安座島に備蓄基地を造る見返りで整備されたものだったのでした。
平安座島で移動できるのは島の南岸のみ。島の8割ぐらいが石油備蓄基地で、その中の様子をうかがうことさえできません。
集落も平地はほんのわずかで、多くが斜面。その斜面の先が石油備蓄基地になっている次第です。
平安座島の集落には、その斜面を利用したお店もあります。海が一望できるまさにオーシャンビュー。ただし集落内の道は狭く急勾配なので運転には注意しましょう。
平安座島では集落よりも、宮城島へ行く途中にある道がおすすめ。約1.5kmも続くまっすぐな一本道が心地よく、そしてその道の横にある防波堤が見物です。
平安座島の防波堤には「平宮護岸アートコンクール」なるものがあり、様々な絵画が防波堤に描かれています。海中道路に戻る際は防波堤側を通るので必見です。
その1.5kmもの一本道が始まる直前に、お気に入りの場所あり。浜比嘉大橋との間にある漁港は、小休止にもおすすめ。平安座島から先はアップダウンが多くドライブするにも疲れるので、海中道路に戻る際はここで一休みしましょう。食堂もありますし、港に出れば浜比嘉大橋も一望。何より潮風が心地いい場所です。