バーチャル沖縄旅行「北部奥武島編」
“奥武島”という名前の島は沖縄に複数ありますが、名護にあるものは本島北部なのでここでは「北部奥武島」と称します。基本的に無人島ですが、なんと橋が2本も架かっています!
名護市街から古宇利島へ向かう際、、最初に渡るのが北部奥武島。国道58号線「真喜屋交差点」から島へ向かいますが、グラウンドがある場所はまだ沖縄本島。「羽地奥武橋」の先が島です。
そのグラウンドから、沖縄本島と北部奥武島の海峡に降りることができます。グラウンドの駐車場から海側へ行くと、そこは「真喜屋の浜」。
周辺の海は超遠浅。マングローブ群生地もあって、西表島の船浦湾に近い印象。橋を渡らなくても歩いて北部奥武島へは行くこともできます(行っても上陸できませんが)。
羽地奥武橋は西側のみ歩道があり、そこから見る海の色は結構いい感じ。でも歩いて島へ渡る人はまず居ません。なにせ島には墓地以外何もありませんので…
島内で移動できるのはわずか700m。すぐに次の屋我地島へと渡る「屋我地大橋」になります。車だと沖縄本島の次は屋我地島の印象。奥武島は沖縄本島の一部だと思うこと必至。
屋我地大橋入口には駐車場あり。ここから北部奥武島の海へ降りることもできます。といっても降りた先にあるのは干潟のみ。
屋我地大橋入口からは駐車場の向かい側(歩道がない側)なら、階段状の防波堤になっていて、北部奥武島のビーチへ降りることができます。島唯一の観光スポットかも?
名護市街から古宇利島へ行く際に、ほとんどの人が通る「北部奥武島」。しかし島内には墓地以外何もなく、島である認識もないまま屋我地島へ素通りしていることでしょう。でもそれで良いんです。北部奥武島は、もともと死者のための島。墓参りに訪れる以外は渡島が禁じられた島だったのです。でも2本の橋近くには駐車場があるので、北部ドライブの小休止には良いかも?