
バーチャル沖縄旅行「南大東島編」

南北ともに大東島と言えば、やっぱり「クレーン」。他の離島では絶対に味わえない船からの上陸方法。飛行機で島へ行っても「体験クレーン」なるものもあり。

南大東島は船の待合所も凄い。何気ないプレファブのようですが、実は移動式。フォークリフトで台風時は高台へ、船の着岸港が変更時はそこまで移動可能。面白すぎる。

南北の大東島の港近くには芸術的な廃墟あり。南大東島の西港には「旧ボイラー小屋」なるものがあり、壁だけしか残っていませんが、その石積みの壁がかなり絵になる。

西港から島唯一の集落までは「フロンティアロード」なる遊歩道あり。でもこれはもともと遊歩道ではなく、なんと沖縄唯一の鉄道があった名残(線路跡)。

フロンティアロードの集落側の終点には、鉄道の機関車が展示。沖縄の離島に鉄道が通っていた証拠です。

さらに島の各所には、鉄道が通っていた時の「レールポイント」が残っています。池之澤/2号/旧東/新東の4ヶ所。さらに西港にも隠れレールポイントあり。

島の海側は全て断崖絶壁でビーチ無し。海に入れる場所は基本的にありません。でも島には岩場をくりぬいたプールが3ヶ所あり。西港や集落に近い「塩屋プール」は一押し。

島外周は全て高台で内側が低いのが、南北の大東島の特徴。西港から外周を反時計回りに回ると、塩屋の次は「日の丸展望台」へ。南の高台から島の内側を全て見渡せます。

塩屋プールに次ぐ第2のプールが島東側の「海軍棒プール」。しかし島の東岸は海が常に大荒れ。岩場プールまで波が入ることもしばしば。穏やかな時でもこのレベルw

海軍棒プールのすぐ近くに「南大東空港」あり。那覇からの定期便も飛んでいて、さらに南北の大東島を往来できる日本最短航路の定期便もあり。

空港近くの周回道路をそのまま北上するとたどり着くのが、第3のプールの「本場プール」。正面に北大東島を望める北岸のプール。ここも海軍棒と並んで大荒れプール。

本場プールの近くにある「バリバリ岩」。南大東島の高台の割れ目に入ることができます。かなり深く、底では洞窟の中にいるような感覚を味わえます。

南大東島には洞窟ならぬ鍾乳洞がいっぱい。中でもバリバリ岩からも近い、島北西部の「星野洞」は気軽に鍾乳洞体験可能。入場料がかかるもの、芸術的な鍾乳石に感動!

さらにツアーなら「地底湖」なる、鍾乳石と地下湖を体験できます。透明度の高い地下水と、マラカスのような独特の鍾乳石は必見!

大東島グルメと言えば、沖縄でも珍しい太麺の「大東そば」。うどんのようだけど沖縄そば。元祖大東そばの「いさ食堂/伊佐商店/冨士食堂」でいただけます(どれも同じ店w)。

さらに大東島グルメと言えば「大東寿司」。サワラやマグロを甘いみりん醤油に漬けた寿司。南北ともに大東島の居酒屋などでいただけますが、商店でも売っています。南大東島だとAコープかケンちゃんストアに行けばあるかも。お店で食べるなら那覇にもお店がある「喜作」がおすすめ。ちなみに那覇空港でも空弁として大東寿司は売っているらしい(島の倍の価格だけど)。