バーチャル沖縄/奄美旅行「与論島編」
沖縄本島からも見える鹿児島県の「与論島」。その距離わずか20km。本島最北端の辺戸岬には、沖縄と奄美の友好の絆となるオブジェ“パナウル像”あり。与論島を象徴する造形。
沖縄と与論島の距離はわずか20kmも、辺戸岬から直接行くことはできません。船なら那覇港か本部港から、飛行機なら那覇空港から行くことになるので結構時間がかかります。
与論島はギリシャのミコノス島と姉妹都市。島には至る所に地中海にありそうな白い建物。与論空港もまさにミコノス風。プロペラ機のみの小さな空港ですがいい雰囲気。
与論島には駅がある。その名も「ヨロン駅」。レールもホームもあり。もちろんパロディですが、レールや車輪はリアルにJR九州から寄贈されたもの。空港近くに駅はあります。
ヨロン駅や与論空港にほど近い「パラダイスビーチ」。食堂の裏にありますが、食堂利用しなくてもテラス的な場所は利用できます。まさにパラダイス。
港・空港・駅は同じ与論島西エリア。さらにそのエリアには島唯一のリゾートホテル「プリシアリゾート」あり。まるでギリシャのような施設群。
プリシアリゾートには、一般的なホテル的に利用できるC棟、コテージ的なB棟、庭や露天風呂まであるA棟の3タイプ。A棟は現地グレードアップで利用可能。超おすすめ!
空港から滑走路をくぐった先にあるのが、島の中心街「茶花」。島の西岸に面した集落で、海沿いの道もミコノス風。そこに何故か「21km」の距離表示あり!
与論島は一周約21km。島では毎年3月に「ヨロンマラソン」なる大会開催。一周でハーフマラソン、二周でフルマラソン。島には1km毎に距離表示があり、何時でもジョギング可能。
宿も店も多い茶花市街。真横にビーチもありますが、おすすめは少し歩いたところにある「ウドノスビーチ」。海の色がヤバすぎ!シュノーケリングも楽しめます。
与論島は“カモメ食堂”の監督が撮影した映画「めがね」のロケ地。そのメインロケ地となったのが、島北側の「寺崎海岸」。映画を見てから島へ行き、ここで踊るしかないw
与論島といえば幻の浜の「百合ヶ浜」。島の東側にある大金久海岸の沖に出現します。
百合ヶ浜は潮が大きく引く日のみ現れる“幻の浜”。大金久海岸から渡し船で行くことができます。その途中の海の色も必見です。
百合ヶ浜は夏シーズン限定で冬の日中は出現しません。百合ヶ浜を1年中楽しめるというガイドは嘘。時期を合わせば砂だけの島を独り占めできるかも。潮位30cm以下がポイント。
百合ヶ浜入口となる大金久海岸周辺は見所満載。海岸北にある「クリスタルビーチ」には、ハートロックっぽい岩あり。しかも干潮時は近くまで行けます。
クリスタルビーチ近くには、絶景を独り占めできる特別席あり。その名もまさに「特別席」。穴場というか超わかりにくい場所。探すべし。
大金久海岸南にある、青い海に吸い込まれそうになる道。なんとこの道、ヨロンマラソンのコース。休憩所もあるので島巡りの小休止にもおすすめ。
大金久海岸南には「タイムトンネル」と言う穴場あり。まさに穴が空いた岩場なので“穴場”という訳です。東向きなので朝日の名所。穴から朝日を望むこともできる。
与論島の南岸は高台で坂道も多い。ヨロンマラソンでは難所。そんな高台には「与論城跡」なる史跡あり。さらにその史跡には、辺戸岬のオブジェと相対する、奄美と沖縄の友好の絆“ヤンバルクイナ”のオブジェあり。辺戸岬と合わせて見れたら、感動もひとしお。